わたしの愛のカタチ
戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの。
アリス・ウォーカー(米国 作家 / 1944~)
ときどき、深い眠りからさめたときに、
やけにすっきりした頭でぼーーっとしてると
“防弾少年団”はぜんぶ私のゆめのなかの出来事だったんじゃないかって感覚におそわれるときがある。
なんでかは分からないけど
ゆめは、みてるときはあんなに鮮明だったはずなのに、おきたときにはもう半分くらい霧になってどこかへ行ってしまっていて、
その日の午後くらいにはもうほとんど思い出せなくなってしまう。
そうやって、私のなかの“防弾少年団”との楽しくて幸せできらきら輝くふわふわした思い出が、霧のように消えてなくなってしまいそうな気がして、
あわててスマホをつける。
YouTubeの通知がきてた。彼らの新しい映像がとどく。
ああ、よかった。ちゃんといた。
彼らがいるこの世界は紛れもなく現実だ。
胸をなでおろし、安心したきもちとともに、ちょっと虚しいようなきもちにもなる。
私たちは、防弾少年団の楽しいキラキラした部分しか見てないわけで、
それは、完成されたパフォーマンスの美しさ、楽屋ではしゃいで遊ぶシーンとか、、
でもこうやってどんどん新しい映像やら音楽やらコンテンツやらが更新されていくってことは、身を粉にして働くかれらがいるからであり、
こんなに頑張ってはたらいて、努力をしてつかみとって、どんどん私からはなれていってしまうような寂しさと、
好きな人がこんなにも頑張っているのに何も成長しない自分にたいする嫌悪感と、
頑張る裏側はぜったいに見せてもらえないっていう かれらとのぜったいてきな距離、、
ワ〜鬱鬱鬱(通常運転)
なんでこんなにどよんとしたきもちになっちゃうの?
彼らをみてしあわせだけを感じていたいのに。
ほんと、こじらせすぎて嫌になっちゃうね!
あなたをしあわせでたのしい気持ちだけで好きでいるにはまだまだ時間がかかるみたいです。
私は、あなたへの愛にずいぶんと戸惑わされて生きてる。
ヒョンを想うジョングクのBeginのように
あなたが幸せでないことが辛い、
あなたのこころが傷んでないか心配で辛い、
そんな綺麗な想いだったらよかったのに。
私はいつかあなたのその笑顔が誰かのものになってしまうことが辛い、
あなたのその笑顔が私以外に向けられることが辛い、
私の知らないあなたを独占する人が憎い。
あなたを愛するきもちは、幸せにつつまれた美しいものでありたい。
のに、痛い思いも 苦しい思いも 辛い思いもしてきた。
それでもやっぱりまだ手放すことはできないの。
もうすこしだけ、もがいてみるよ。
“いま”をもっと余裕をもって生きられたら、
自分がもっととくべつな自分になれたら、
もっとラブマイセルフできたら、
あなたへの愛のカタチも変わるんじゃないかな。
それをしんじて、私は今日もあなたに恋焦がれながら、息をする。
-seola-